全米テニス協会は、ニューヨーク州ハリソン出身で18歳のL・チリコ(アメリカ)に、全仏オープン女子本戦の主催者推薦枠を与える事を決めたと発表した。
チリコは主催者推薦枠を懸けたツアー下部での3大会では、K・スチュワート(アメリカ)とポイントで並んだものの、現在の世界ランクでチリコが112位でスチュワートが161位とスチュワートより上にいるため、主催者推薦枠はチリコへ与えられた。
3日にフロリダ州インディアン・ハーバー・ビーチで行われた5万ドルのサーキット決勝戦では、スチュワートがチリコを下して優勝していた。しかし、4月にアラバマ州ドーサンで行われた5万ドルのサーキット決勝では、チリコがスチュワートを下し優勝していた。
チリコはジュニア時代の2013年に、全仏オープン・ジュニアとウィンブルドン・ジュニアでベスト4入りを果たしており、全米テニス協会が将来を期待している女子選手の一人である。
全米テニス協会とフランス・テニス協会は、それぞれで行われるグランドスラムで、各協会から男女1名ずつ主催者推薦枠を設けると言う相互契約を結んでいる。
全米テニス協会は男子ではメリーランド州出身で17歳の
F・ティアフォー(アメリカ)へ主催者推薦枠を与えている。
全仏オープンはフランスはパリで5月24日から開幕する。
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