女子テニスツアーのWTAプレミア大会であるムチュア・マドリッド・オープン女子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ)は8日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
M・シャラポワ(ロシア)は同胞で元世界ランク2位の
S・クズネツォワ(ロシア)に2-6, 4-6のストレートで敗れ、大会2連覇を阻まれることとなった。
両者は今回が13度目の対戦となり、シャラポワとクズネツォワの対戦成績は8勝5敗となった。
第1セット、シャラポワがネットに出たところをクズネツォワにパッシングショットを決められた。その後も前後左右に揺さぶられる展開を強いられ、第1セットをゲームカウント2-6で落とす。
あとがないシャラポワは、角度あるショットで応戦するも、最後はシャラポワのフォアハンドがネットにかかり1時間30分で敗れることとなった。
過去同大会でシャラポワは昨年、
N・リー(中国)、
A・ラドワンスカ(ポーランド)らを下し、決勝では
S・ハレプ(ルーマニア)に勝利して優勝を飾っており、今年は大会2連覇を狙っていたが、同胞のクズネツォワに敗れて決勝進出を逃した。
一方、勝利した元世界ランク2位のクズネツォワは、今大会の1回戦で第8シードの
E・マカロバ(ロシア)、2回戦で
G・ムグルサ(スペイン)、3回戦で
S・ストーサー(オーストラリア)、準々決勝で第13シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)を下しての勝ち上がりとなった。
決勝でクズネツォワは、第4シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)と対戦する。
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