男子テニスツアーのATPワールド・ツアー250大会であるエストリル・オープン男子(ポルトガル/エストリル、クレー、賞金総額494,310ユーロ/優勝賞金80,000ユーロ)は1日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
R・ガスケ(フランス)が
N・アルマグロ(スペイン)を6-1, 7-6 (7-4)のストレートで下し、準決勝進出を決めた。
両者は今回が6度目の対戦となり、ガスケはアルマグロとの対戦成績を3勝3敗とした
。
この試合、ガスケはファーストサービスが入った時に79パーセントの確率でポイントを獲得し、アルマグロのサービスゲームを3度ブレークに成功して1時間24分で勝利をおさめた。
準決勝でガスケは、
G・ガルシア=ロペス(スペイン)と対戦する。
現在世界ランク28位のガスケは、今季2月に行われた南フランス・オープン決勝で
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)の体調不良による途中棄権で優勝。しかし、その後はドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権の準々決勝、BNPパリバ・オープン2回戦といずれも途中棄権しており、マイアミ・オープンは欠場となっていた。
今回はBNPパリバ・オープン以来の大会出場となり、1回戦で
M・マトセビッチ(オーストラリア)、2回戦で予選勝ち上がりの
K・ド=シェッパー(フランス)、そして準々決勝でアルマグロを下してベスト4進出を決めた。
一方、ガスケと準決勝で対戦する31歳のガルシア=ロペスは、同日行われたシングルス準々決勝で
B・コリッチ(クロアチア)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下し、ベスト4入りを決めている。
今年2月に行われたPBZザグレブ・インドアでは今季初のタイトルを獲得し、先週行われたBRDナスターゼ・ティリアク・トロフィーでも優勝を飾っており、今回は2大会連続優勝を狙う。
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