男子テニスのマスターズ大会、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は14日、シングルス1回戦が行われ、大会初出場で主催者推薦で出場の
L・プイユ(フランス)が
D・ティエム(オーストリア)を6-4, 6-4のストレートで下し、2回戦進出を決めた。
この試合、プイユはティエムに4度のブレークを許すが、12度のチャンスから6度のブレークに成功し1時間23分でブレーク合戦を制した。
両者は初対戦で勝利したプイユは2回戦で第3シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。
世界ランク108位のプイユと同ランク44位のティエムは同世代で共に21歳。プイユはマスターズ大会3度目の出場となり、初出場は昨年5月に行われたムチュア・マドリッド・オープンで、この時は予選1回戦敗退しているが、10月に行われたBNPパリバ・マスターズで当時世界ランク176位だったプイユは主催者推薦として予選から出場し本戦出場を決める。
本戦では
I・カルロビッチ(クロアチア)と
F・フォニュイーニ(イタリア)を下し、
R・フェデラー(スイス)との3回戦に進むもストレートで敗れている。
今年の全豪オープンでは主催者推薦で本戦出場し、1回戦で同胞
G・モンフィス(フランス)との対戦は2セットアップから逆転で敗れるも、フルセットの熱戦をみせ会場を大いに沸かせた。
《プイユ vs モンフィス 2015年全豪オープン》バックハンドは両手打ちだが丁寧なフォームはフェデラーと比較されることもあり、今後の活躍に期待される若手選手。
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