女子テニスツアーのクラロ・オープン・コルサニタス(コロンビア/ボゴタ、クレー、賞金総額250,000ドル、優勝賞金43,000ドル)は13日、シングルス1回戦が行われ、
クルム伊達公子(日本)が
D・フィッツェンマイヤ(ドイツ)に2-6, 5-7のストレートで敗れ、2回戦進出を逃した。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、クルム伊達はフィッツェンマイヤのサービスゲームを3度ブレークに成功するも、それを上回る6度のブレークを許し、1時間30分で敗れることとなった。
クルム伊達は自身の公式ブログに「レッドクレーを得意とする相手に苦しい展開が多かった。それでも第1セット、0-4から2-4、3-4にできるチャンスがありつつ、2-5にされたのが悔やまれる。」と試合を振り返った。
続けて「またITF中心の戦いにならざる得ないけどもう一度、自分のテニスを取り戻すまでチャレンジしてみます。ただ体だけがどこまで耐えられるか不安なことはあります。こればっかりはさすがにどうしようもない。」
「肘、肩は一段落したとはいえ、筋肉の硬さや試合後の疼きや飛行機の中では痛みと疼き。これはいまだに続いているし、それ以外にもそれなりの不安要素は抱えています。そんなこともひっくるめて、やってみます!」と自身の想い、今後の意気込みを綴った。
クルム伊達は先日行われたファミリー・サークル・カップの予選に出場し、予選決勝まで勝ち進むもL・シーゲムント(ドイツ)に敗れて本戦出場を逃しており、その大会のダブルスには
O・サウチュック(ウクライナ)と組んで出場し、1回戦で
R・コップス=ジョーンズ(アメリカ)/
A・スピアズ(アメリカ)組に敗れて姿を消していた。
《クルム伊達「かなり重く感じた」》また、クルム伊達は
J・グラスコ(イスラエル)と組んで今大会のダブルスにも出場している。
クルム伊達に勝利したフィッツェンマイヤは、2回戦で第8シードの
I・ファルコーニ(アメリカ)と
S・キルスチャ(ルーマニア)の勝者と対戦する。
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