男子テニスのマスターズ大会、マイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は30日、シングルス3回戦が行われ、第4シードの
錦織圭(日本)が第32シードの
V・トロイキ(セルビア)を6-2, 6-2のストレートで下し、4年連続4回戦進出を決めた。
錦織は第1セット、1度のブレークを許すも3度のブレークに成功し30分で先取する。
第1セットを終え、トロイキは腰のマッサージを受けてから試合に臨んだ。
錦織はこのセットも優勢に試合を進め第3ゲームで早くもブレークに成功する。
このゲームを終えてトロイキはメディカル・タイムアウトを要求し、再び腰のマッサージを受ける。
第7ゲーム、錦織は30-40と再びチャンスが訪れると錦織はバックハンドのスライスをトロイキのバックサイドに放ちネットに詰める。トロイキはバックハンドをネットにかけ、このセット2度目のブレークに成功する。
最後は第8ゲーム、ドロップショット、スマッシュを決め1時間3分で勝利した。
錦織は試合通じて3度のダブルフォルトを犯すも5度のエースを決め、サービスを得意とするトロイキの4度のサービスエースを数で勝った。
錦織は試合を終えて、「全体的にすごくいい展開が出来て、初めからブレークが取れたりリターンも良かったり、いい試合ができました。」
「(トロイキとの対戦について)なるべくストロークに持ち込こんで、彼の武器はサービスなのでリターンを返してストローク戦に持ち込めばチャンスが増えると思っていました。」
「バックハンドの調子はいいです。クロスが今日も(トロイキに)効いていました。ダウンザラインにも思い切って打てましたし、バックハンドからの展開が上手くできていて、ストロークに自身を持ってプレーできています。」と話した。
両者は過去に下部大会含め4度目の対戦で、錦織は対戦成績を3勝1敗とした。
勝利した錦織は4回戦で第18シードの
D・ゴファン(ベルギー)と
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)の勝者と対戦する。
《錦織vsトロイキ 1ゲーム速報》《コメントはNHKから抜粋》
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