女子テニスのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、賞金総額5,381,235ドル、優勝賞金900,400ドル)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第24シードの
S・リシキ(ドイツ)が昨年覇者で今大会第15シードの
F・ペネッタ(イタリア)を6-4, 6-7 (3-7), 7-6 (7-4)のフルセットで下し、ベスト4進出を果たした。
リシキのサービスで始まったこの試合、リシキが第8ゲームで先にブレークする。
しかし第9ゲームでペネッタにブレークバックを許すが、第10ゲームで再びブレークに成功し第1セットを先取。
第2セットでは両者2度のブレークからタイブレークにもつれ、ペネッタに競り負け追いつかれる。
ファイナルセットはペネッタのサービスから始まり、両者サービスキープが続き第10ゲーム、ペネッタに3度のマッチポイントを握られるがここをしのぎタイブレークへ。
最後はリシキがワイドにサービスエースを決め、2時間40分の激闘を制した。
両者は初対戦となり、勝利したリシキは準決勝で第18シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)と対戦する。
ヤンコビッチは同日行われた準々決勝で
L・ツレンコ(ウクライナ)と対戦し、6-1, 4-1としたところでツレンコが途中棄権している。
今季初、同大会初となる準決勝進出を決めたリシキは、これまで同大会に7度出場するも本戦で勝利したの今回が初のこととなる。
キャリア4勝をあげているリシキは2013年ウィンブルドン準優勝、その後は昨年9月に行われたプルデンシャル・香港テニス・オープン優勝以来となるベスト4進出し、今季初、通算5度目の優勝を狙う。
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