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フェレール大会初Vに王手

男子テニスツアーのリオ・オープン男子（ブラジル/リオデジャネイロ、クレー、賞金総額1,548,755ドル、優勝賞金343,000ドル）は２１日、シングルス準決勝が行われ、第２シードのＤ・フェレール（スペイン）がＡ・ハイデル=マウアー（オーストリア）を7-5, 6-1のストレートで下し、大会初の決勝進出を決めた。

両者は今回が３度目の対戦となり、フェレールはハイデル=マウアーとの対戦成績を３勝０敗とした。

この試合、フェレールはハイデル=マウアーに３度のブレークを許すも、それを上回る７度のブレークに成功して１時間２４分で決勝進出となった。

決勝でフェレールは、第１シードのＲ・ナダル（スペイン）に逆転勝利をおさめた第４シードのＦ・フォニュイーニ（イタリア）と対戦する。

フェレールは昨年同大会に初出場し、準々決勝でＴ・ベルッチ（ブラジル）を下してベスト４進出を決めるも、準決勝でＡ・ドルゴポロフ（ウクライナ）に敗れて決勝進出を逃した。

今季はカタール・エクソンモービル・オープン決勝でＴ・ベルディヒ（チェコ共和国）を下し、今季初の優勝を飾っている。今回は大会初で今季２勝目のタイトル獲得まであと１勝とした。

《フェレール今季初優勝の記事はこちら》

今大会は１回戦で予選勝ち上がりのＤ・ヒメノ=トラベール（スペイン）、２回戦で予選勝ち上がりのＴ・デ=バッカー（オランダ）、準々決勝でＪ・モナコ（アルゼンチン）、そして今回準決勝でハイデル=マウアーを下しての勝ち上がりとなった。