日本テニスで全国実業団の頂点を決める、第29回テニス日本リーグ決勝トーナメントが13日(女子は14日)から15日まで東京体育館で行われている。
13日は男子準々決勝2試合が行われ、2年連続準優勝のEPS(エキスパート・パワー・シズオカ)がノア・インドアステージを2-1で下し準決勝進出を決めた。
○EPS vs
●ノア・インドアステージ 2-1
●
菊池玄吾(日本) vs
○
吉備雄也(日本) 6-1, 6-3
○
權伍喜(韓国) vs
●
大西賢(日本) 6-4, 1-6, 6-4
○
長尾克己(日本)/
奥大賢(日本)組 vs
●
華谷宗(日本)/
加藤乃己(日本)組 6-3, 7-6 (7-1)
菊池玄吾と吉備雄也のシングルス1では、吉備雄也の安定感のあるテニスを前に終始、菊池玄吾はミスを強いられる。
勝利した吉備雄也
菊池玄吾は終盤でさらに速い展開の持ち込もうとしたが、崩れることはなくストレートで敗れた。
敗れた菊池玄吾
シングルス1の後に行われたダブルスでは長尾克己/ 奥大賢組の一方的な展開で試合が進む。第2セットも5-2、マッチポイントを2度訪れるが、華谷宗/ 加藤乃己組が第8ゲームをキープするとそこから4ゲーム連取する。
第12ゲーム、15-40とピンチを迎えた長尾克己/ 奥大賢組がI・フォーメーションを起用し、ここをキープしタイブレークに突入すると1ポイント目でミニブレークに成功する。
華谷宗/ 加藤乃己組
再び流れは長尾克己/ 奥大賢組に訪れると、最後は長尾克己がバックハンドのリターンエースをクロスに決め勝利した。
長尾克己/ 奥大賢組
勝敗を分けたシングルス2では、權伍喜と大西賢の熱戦が繰り広げられる。
第1セットを先取した權伍喜は第2セット、大西賢の攻撃的なテニスを前にミスが目立ち、追いつかれる。
ファイナルセットでは權伍喜が3ゲーム連取をする。大西賢が第3ゲームを終えて右手首のマッサージを受けその後の試合に臨む。直後にブレークを許すが、その後はサービスキープを続け權伍喜が長期戦を制し準決勝進出を決めた。
敗れた大西賢
長期戦をものにした權伍喜
權伍喜も試合終盤に肩のマッサージを受け、両者共にタフな対戦になっていた。
勝利したEPSは準決勝で三菱電機と対戦する。
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