テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は23日、男子シングルス3回戦が行われ、第6シードの
A・マレー(英国)が
J・ソウサ(ポルトガル)を6-1, 6-1, 7-5のストレートで下し、7年連続、8度目の4回戦進出を決めた。
この試合、マレーはファーストサービスサービスが入った時83パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ソウサに第3セット1度のブレークを許すが試合を通じて7度のブレークに成功し勝利した。
両者は4度目の対戦となり、マレーはソウサに4勝0敗としている。初対戦は2013年の全豪オープン2回戦となっている。
マレーは2010年に決勝に進むも
R・フェデラー(スイス)に敗れ準優勝、2011年は
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ準優勝、2012年はジョコビッチに敗れベスト4、2013年もジョコビッチに敗れ準優勝、昨年はフェデラーに敗れベスト4としており、今回初優勝を狙う。
また、マレーは昨年6月に新コーチの
A・モレスモ(フランス)を迎え入れ、11月には10年来の友人でもあるアシスタントコーチのダニ・ヴァルヴェルドゥ氏とフィットネストレーナーのジェズ・グリーン氏を解任し、チームを一新している。
そしてこれまでアディダスを着用していたマレーは今シーズンからアンダーアーマーにウエアのみ変更。さらにキム・シアーズさんとの結婚を発表し、心機一転で2015年シーズンに臨む。
勝利したマレーは4回戦で
M・バグダティス(キプロス)を4-6, 6-3, 3-6, 6-3, 6-3で下した第10シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。
ディミトロフとは昨年のウィンブルドン準々決勝で対戦しており、ストレートで敗れ2連覇を阻まれた。
《マレーvsディミトロフ 2014年ウィンブルドン》
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