テニスのグランドスラム、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、賞金総額17,748,600ドル)は20日、男子シングルス1回戦が行われ、 第5シードの
錦織圭(日本)と元世界ランク9位の
N・アルマグロ(スペイン)の対戦は第1セット、6-4で錦織が先取した。
錦織のサービスで始まった第1セット、錦織は第1ゲームからアルマグロのバックハンドに苦戦し、ブレークを許す。
第3ゲームで錦織はサービスエースでサービスをキープすると、第4ゲームで15-40とし、この試合初のブレークチャンスを掴み、ストローク戦を制し1度のチャンスでブレークバックに成功する。
しかし第5ゲームで錦織は再びアルマグロにブレークチャンスを与えるが、フォアハンドの逆クロスのウィナー、アルマグロのミスでしのぐと2度目のデュースの末にキープに成功する。
両者サービスキープが続き、第10ゲームで錦織はリターンから攻めポイント先行すると0-40とセットポイントを掴む。3度目のチャンスでアルマグロがバックハンドをサイドアウトし第1セットを34分で先取した。
両者は過去に2度対戦しており、今回が3度目の対戦となる。1番最初に対戦したのは2011年のマレーシア・オープンで、その時はフルセットの末に錦織が勝利しており、最後の対戦となった2013年の楽天ジャパン・オープンでは、錦織がフルセットの末に敗れている。
《楽天ジャパン・オープンの記事はこちら》今大会に第5シードとして出場している錦織は、過去同大会で2012年の準々決勝で
A・マレー(英国)に敗れるも、4回戦で
JW・ツォンガ(フランス)を下してグランドスラム初のベスト8進出を決めている。
《初のベスト8入りの記事はこちら》昨年は4回戦で
R・ナダル(スペイン)と対戦し、6-7 (3-7), 5-7, 6-7 (3-7)と接戦を演じるもストレートで敗れてベスト8進出を逃していた。
《昨年同大会の記事はこちら》錦織は先日行われたブリスベン国際男子準決勝で、
M・ラオニチ(カナダ)(カナダ)と対戦して3セットともタイブレークにもつれる接戦となるが、ラオニチに惜敗して大会初の決勝進出を逃した。
一方、錦織と対戦するアルマグロは現在世界ランクは69位だが、2011年5月に自己最高位となる9位を記録している。
昨シーズンは4月から悩まされていた左足の怪我のため、全仏オープン以降は試合出場しておらず、2014シーズンを満足に戦えずに終えていた。
この試合の勝者は
I・ドディグ(クロアチア)と
J・ソウザ(ブラジル)の勝者と対戦する。
《錦織vsアルマグロ 1ゲーム速報配信中》
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