男子テニスのエキシビション大会であるクーヨン・クラシック(オーストラリア/クーヨン、ハード)は16日、シングルス決勝が行われ、元世界ランク7位の
F・ベルダスコ(スペイン)と
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)の試合は、7-6とベルダスコが第1セットを先取した時点で、ドルゴポロフが右ひざに違和感を感じたため棄権を申し入れ、ベルダスコが5年ぶり2度目の優勝を果たした。
ドルゴポロフは試合後の表彰に最後まで参加し、スピーチでは大会への感謝と棄権してしまった事の謝罪の旨を伝えていた。
ドルゴポロフは昨年、右ひざを痛め全米オープンなどを欠場し、楽天ジャパン・オープンから復帰していた。
先週行われていたブリスベン国際男子シングルスでは
M・クリザン(スロバキア)に敗れ2回戦敗退とするが、ダブルスでは
錦織圭(日本)と組んで出場したダブルスでは
J・マレー(英国)/
J・ピアース(オーストラリア)組に敗れるも準優勝を果たしている。
《ドルゴポロフ/ 錦織組 ダブルス準優勝》クーヨン・クラシック、1位から4位までの順位は以下の通り。
1位 F・ベルダスコ
2位 A・ドルゴポロフ
3位
R・ガスケ(フランス)4位 錦織圭
16日に行われた試合でベルダスコは
G・シモン(フランス)を、ドルゴポロフは
F・クライノビッチ(セルビア)をそれぞれストレートで下したために決勝進出、ガスケは
F・ロペス(スペイン)を、錦織はJ・トンプソン(オーストラリア)に勝利するも1セット落としたため3位決定戦進出となっている。
そのため昨年優勝の錦織は2連覇を果たすことができなかった。
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