男子テニス界を長年牽引し33歳になった今でも世界ランク2位にいる
R・フェデラー(スイス)が、アフリカの貧しい子供達のために立ち上げたロジャー・フェデラー・ファンデーションに基金を集めるために、世界ランク4位で同胞の
S・ワウリンカ(スイス)とエキシビションを行った。
『ザ・マッチ・フォー・アフリカ2』と称するそのエキシビションは、12月21日にスイスはチューリッヒにあるハレンスタジオンで開催され、両者の今シーズンの最後を飾るハイライトとなった。
このイベントはロレックスをメイン・スポンサーとして、2010年のクリスマス直前に
R・ナダル(スペイン)とフェデラーのエキシビションとしてスタートし、毎年開催されて来た。
今年は全豪オープンで自身初のグランドスラム優勝を果たした世界ランク4位のワウリンカの協力のもと、フェデラーが自身の基金へのエキシビションとして行われた。
ロジャー・フェデラー・ファンデーションは、貧困の中で生活している子供達の未来の可能性を導く手助けとして、アフリカ南部の6ヶ国の子供達の教育プロジェクトを支えているもの。今年までで既に13万6000人以上の子供達に支援している。
1万1000人が詰め掛けた会場で行われたそのエキシビションは、フェデラーがワウリンカを7-6(7-4), 6-4のストレートで下し、1時間33分の試合中には笑いもありながら世界トップクラスのプレーを披露していた。
この日のエキシビションでは、130万スイスフラン(約1億5800万円)が基金として集められた。
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