男子テニスでウィンブルドンジュニアでベスト4、全米オープンジュニアでベスト4進出を果たし、2013年4月にプロ転向した現在20歳の
内田海智(日本)が契約しているスポーツメーカーの「HEAD Japan」にてtennis365.netのインタビューに応じた。
【内田海智のインタビュー】
-Q.今年1年を振り返ってみてどうでしたか?
思っている通りにいかなかった1年かなと思いました。昨年と比べてフューチャーズで1勝と、ランキングもとりあえず600位に出来たので、反省点も多かったですけどまずまずの出来かなと思います。
-Q.この1年間で成長出来た部分とか変わった部分って何かありますか?
昨年と比べてサーブの精度が上がったのと、ラリー戦でも粘り強くなったかなと思います。サーブは回転をちょっと変えてみたりとか、緩急をつけることを練習してたので、良くなったというかキープしやすくなったっていうことなんですけど、相手に返しづらいサーブを打てるようになりました。
-Q.憧れの選手や、参考にしている選手はいますか?
憧れている選手はもちろん
錦織圭(日本)選手なんですけど、彼があそこまで成功しているっていうのはそれまでの過程があったことですし、彼が作り上げてきたものなので本当に素晴らしいなと思います。
参考にしている選手はいないです。自分自身で1番良いプレーっていうのを築き上げるっていうのをコーチとも話して取り組んでいるので、参考にしている選手は特にいないです。
-Q.外国人選手、日本人選手で対戦してみたい選手はいますか?
僕はまだ世界ランキング600位ですから、対戦したい選手だらけです。特にこういう選手と対戦したいっていうのはないですね。とにかく、ランキングをもっと上げて、上げれば対戦できる選手も増えてくるので、ランキングを上げて世界のトップ選手と対戦したいです。
-Q.9月にフューチャーズで優勝してますが、その時の気持ちはどうでしたか?
昨年6月からアメリカに行って、そこで全然成績が出なくて、昨年に関してはアメリカに行ってから2回戦も突破出来なかったんです。本当に現実を見せられたっていうのがプロとしての感想です。
苦しかったんですけどそこで優勝出来て、何か1つきっかけを掴んでたと思っていたし、ただ初優勝でもそんなに舞い上がることもなく、逆に自分がこういうプレーが出来るんだということが分かったんで、より危機感を感じてそのあとずっとプレーしているので少しずつですが、ランキングも上がってきているのかなと思います。
※取材内容は3本に分けて配信予定。(次回配信は12月19日)
(取材協力:株式会社HEAD Japan)
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