オフシーズンにアジアで初めて開催されるエキシビションであるインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(IPTL)は8日、
R・フェデラー(スイス)、
P・サンプラス(アメリカ)、
A・イバノビッチ(セルビア)擁するインディアン・エースズと
N・ジョコビッチ(セルビア)、
M・チリッチ(クロアチア)や
G・イバニセビッチ(クロアチア)、
C・ウォズニアキ(デンマーク)を擁するUAEロイヤルズが対戦した。
このエキシビションはフィリピンのマニラから始まり、シンガポール、インドのニューデリー、アラブ首長国連邦のドバイへと会場を移し、12月13日まで行われる。
インディアン・エースズとUAEロイヤルズの対戦結果は以下の通り。
【インディアン・エースズ vs. UAEロイヤルズ】
●インディアン・エースズ vs.
○UAEロイヤルズ 22-29
1.●A・イバノビッチ vs
○
K・ムラデノヴィック(フランス) 5-6
2.●
F・サントロ(フランス) vs
○G・イバニセビッチ 3-6
3.●R・フェデラー/
S・ミルザ(インド)組 vs
○
N・ジモニッチ(セルビア)/ K・ムラデノヴィック組 2-6
4.○R・フェデラー/
G・モンフィス(フランス)組 vs
●N・ジモニッチ/ N・ジョコビッチ組 6-5
5.●R・フェデラー vs
○N・ジョコビッチ 6-6
現在1位のインディアン・エースズは、第3節から元世界王者フェデラーが登場するも、UAEロイヤルズに敗れて3敗目となった。
7日の対戦から引き続きシングルス、男子ダブルス、ミックスダブルスに登場したフェデラーは、世界ランク1位のジョコビッチと男子ダブルスとシングルスで対戦が実現。
男子ダブルスでは、フェデラー/ モンフィス組が勝利をあげるも、シングルスではジョコビッチ擁するUAEロイヤルズがゲーム獲得総数で勝利が決まっていたため、ゲームカウント6-6のところで延長戦を行わず試合は終了した。
また、インディアン・エースズで全勝をあげていたサントロはこの日、イバニセビッチと対戦するも、エキシビションで6戦目にして初めて敗れた。
試合形式は男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの5試合を6ゲーム先取の1セットマッチで行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
試合に勝利したチームは4ポイントを獲得し、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが最も高いチームが優勝となる。
ルールはノーアドバンテージ、ゲームカウント5-5の場合はタイブレークでは無く、5分間のシュートアウト方式(延長戦)を採用し、5分後に多くポイントを獲得している選手の勝利となる。
また、パワーポイントというシステムが導入され、試合中にリターン側が宣言して行うものもので、次のポイントが2倍になるもの。各試合で1度使う事ができる。また試合中にタイムを要求する事もできる。
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