国内テニスツアーの橋本総業全日本テニス選手権(東京/有明コロシアム、ハード、賞金総額約2千6百万円/優勝賞金男女共に4百万円)は4日、男子シングルス2回戦が行われ、1回戦で第7シードの
竹内研人(日本)を下した
菊池玄吾(日本)が今年の全日本学生テニス選手権大会(インカレ)ベスト4の
今井慎太郎(日本)を7-6, 6-3で下し、準々決勝進出を決めた。
今井はバックのスライスで菊池のバックを狙い、フォアの強打でオープンコートに打ち込むという組立で試合を運び、気迫のプレーで菊池に迫るがそれを振り切った。
第1セットのタイブレークで菊池は先にリードを許すが、今井のバックのローボレーがネットにかかり4-4と追いつく。その後は両者キープが続くが最後は菊池がタイブレークを制すと第2セットは勢いそのままに菊池が勝利した。
勝利した菊池は準々決勝で第1シードの
杉田祐一(日本)と対戦する。
敗れた今井慎太郎は今大会予選から勝ち進み、1回戦では
小山慶大(日本)を6-1, 6-2のストレートで下し2回戦に進出した。
2回戦敗退の今井慎太郎
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