男子テニスツアーのクレムリンカップ男子(ロシア/モスクワ、ハード、賞金総額約86万ドル/優勝賞金約14万ドル)は18日、シングルス準決勝が行われ、今年の全米オープン優勝者で今大会第2シードの
M・チリッチ(クロアチア)が
M・ククシュキン(カザフスタン)を4-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、決勝進出を決めた。
この試合、チリッチはファーストサービスが入った時75パーセントの確率でポイントを獲得し、ククシュキンから4度のブレークに成功し2時間13分で勝利した。
両者は2度目の対戦となり、チリッチはククシュキンに1勝1敗と対戦成績を引き分けた。
ククシュキンは昨年の同大会で予選から勝ち進み、
R・ガスケ(フランス)に敗れるも準優勝を果たしている。
チリッチは全米オープン以来の決勝進出となり、今季4勝目を狙う。チリッチは今季5度目の決勝進出で敗れたのは2月に行われたABNアムロ 世界テニス・トーナメントで
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に敗れたのみとしている。
《チリッチ 全米オープン優勝》また、チリッチは準決勝を前に11月9日から行われるATPワールドツアー・ファイナル出場が確定となった。
勝利したチリッチは決勝で第5シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。
バウティスタ=アグは今季3度目の決勝進出となり、決勝に進んでからは1度も負けておらず、キャリア3勝目を狙う。
《バウティスタ=アグ メルセデス・カップ優勝》
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