男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は29日、シングルス1回戦が行われ、第7シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)が21歳の
D・ティエム(オーストリア)を7-6 (7-5), 6-4で下し、2回戦進出を決めた。
両者は今回が2度目の対戦となり、アンダーソンはティエムとの対戦成績を2勝0敗とした。
この試合、第1セットでアンダーソンは8本のサービスエースを決め、2度ブレークに成功するも、ティエムに2度のブレークを許してタイブレークに突入。タイブレークの7-5でアンダーソンが先制した。
続く第2セット、激しいラリー戦が繰り広げられるも、アンダーソンは角度あるボールで攻め、さらに2度ブレークに成功して1時間45分で勝利をものにした。
2回戦でアンダーソンは、
J・シャーディ(フランス)と予選勝ち上がりの
R・ラム(アメリカ)の勝者と対戦する。
過去同大会でアンダーソンは、2013年に初出場となり、1回戦で
L・ラコ(スロバキア)に敗れて2回戦進出を逃した。今回はティエムを下して大会初の勝利をあげた。
一方、敗れたティエムは、先日行われた全米オープン4回戦で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に敗れるも、
E・ガルビス(ラトビア)、
F・ロペス(スペイン)を下す活躍を見せた。
また、ベット・アット・ホーム・カップ決勝では、
D・ゴファン(ベルギー)に敗れも準優勝を飾った。
《ティエム準優勝の記事はこちら》ティエムは今回が同大会初出場となるも、アンダーソンに敗れて勝利とはならなかった。
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