女子テニスツアーの武漢オープン(中国/武漢、ハード)は24日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク4位の
M・シャラポワ(ロシア)は予選勝ち上がりの
T・バシンスキー(スイス)に7-6 (7-3), 7-5のストレートで敗れ、武漢オープンを3回戦で姿を消した。
シャラポワは第1セットで6度ダブルフォルトを犯し、第2セットでは2度のブレークに成功するも、バシンスキーに3度のブレークを許し、下すことができなかった。
バシンスキーは世界ランク4位のシャラポワを下し、キャリアの中で最高位の選手に勝利した。トップ10選手から3度目の勝利をあげたバシンスキーは、今まで、トップ10選手から勝利した2度は、いずれも相手選手のリタイアーによるものだった。
シャラポワはバシンスキーについて「彼女のサーブが凄く強かった」と話し、「私はリターンが得意ですが、今日はリターンをよく返せなかったと思います。上手く活かすことが出来ませんでした。」とコメントした。
同ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)を下し、3回戦に進んだ
A・コルネ(フランス)は
K・フリッペンス(ベルギー)にファイナルセット、1-3でリードを許していたが、そこから巻き返し7-6 (7-4), 1-6, 6-3で下し、準決勝進出を決めた。
同ランク3位の
P・クヴィトバ(チェコ共和国)は3回戦で同国対決となり、
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)との初対戦で6-3, 2-6, 6-4で勝利を果たした。クヴィトバはファイナルセットで1度のブレークを許すが、2度のブレークに成功し、プリスコバを下した。
準決勝戦でクヴィトバは
C・ガルシア(フランス)と対戦することになる。ガルシアは
C・バンデウェイ(アメリカ)を6-3, 6-2のストレートで下し、準決勝に進んだ。
第7シードの
A・ケルバー(ドイツ)は
B・ザフラヴォワ・ストリツォワ(チェコ共和国)を6-1, 6-1で圧倒し、準決勝進出を決め、
E・スイトリナ(ウクライナ)と対戦する。
スイトリナは3回戦で
G・ムグルサ(スペイン)の胃腸炎により棄権となり不戦勝とした。
シングルス3回戦の結果は以下の通り:
○A・コルネ vs ●F・フリッペンス(WC) 7-6 (7-4), 1-6, 6-3
○B・ブシャール(6) vs ●
A・リスケ(アメリカ) 6-2, 6-3
○T・バシンスキー(QF) vs ●M・シャラポワ(4) 7-6 (7-3), 7-5
○
C・ウォズニアキ(デンマーク)(8) vs ●
C・デラクア(オーストラリア) 6-0, 6-3
○C・ガルシア vs ●C・バンデウェイ 6-3, 6-2
○P・クヴィトバ(3) vs ●Ka・プリスコバ 6-3, 2-6, 6-4
○A・ケルバー(7) vs ●B・ザフラヴォワ・ストリツォワ 6-1, 6-1
○E・スイトリナ vs ●G・ムグルサ 棄権
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