テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は5日、車いすテニスの男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
国枝慎吾(日本)がN・ペイファー(フランス)を7-5, 7-6 (7-5)のストレートで下し、決勝進出を決めた。
この試合、国枝慎吾はファーストサービスが入った時50パーセントの確率でポイントを獲得し、ペイファーから9度のブレークに成功し2時間10分で勝利した。
勝利した国枝慎吾は決勝で第2シードのS・ウデ(フランス)を7-6 (7-1), 6-1で下したG・フェルナンデス(アルゼンチン)と対戦する。
同日に行われたダブルスで国枝慎吾はウデと組み第1シードとして出場し、準決勝でG・フェルナンデス/ J・ジェラルド(ベルギー)組を6-1, 6-2のストレートで下し、単複決勝進出を決めた。
昨年はウデに敗れ5連覇を逃し準優勝している国枝慎吾は、2年ぶり5度目の優勝を狙う(2008年、2012年はパラリンピック開催のため同大会は行われていない)。
今季、国枝慎吾は全豪オープンで単複優勝、全仏オープンではダブルスで敗れるもシングルス優勝、ウィンブルドンはダブルス優勝(ウィンブルドンはダブルスのみ開催)とグランドスラム、4大会制覇に王手をかけた。
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