テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)が25日から開催され、月曜日から始まる全米の初日のディセッションでは、男子は
A・マレー(英国)と
S・ワウリンカ(スイス)、女子は
V・ウィリアムズ(アメリカ)と
S・スティーブンス(アメリカ)が登場する。
世界トップの
M・シャラポワ(ロシア)と
N・ジョコビッチ(セルビア)の試合はナイトセッションで組まれており、アーサー・アッシュ・コートでそのプレーを披露する。
ウィンブルドンに続いての優勝が期待されるジョコビッチだが、ウィンブルドン終了後に結婚式を挙げており、気持ちの切り替えがうまくいくかが気がかりだ。
ジョコビッチは、先日行われた全米オープンの前哨戦であるロジャーズ・カップ男子3回戦で
JW・ツォンガ(フランス)に敗れ、翌週のW&Sオープン男子では3回戦で
T・ロブレド(スペイン)に敗れており、ウィンブルドン優勝後は思い通りの結果が残せていない。
《ジョコビッチ敗退の記事はこちら》土曜日にジョコビッチは「とても感傷的な時間を過ごしていた。だからコート上では気持ちの盛り上がりに欠けていたんだ。気持ちが盛り上がらず、完璧な心理状態ではなかった。でももう元に戻ったよ。なにせ初めての経験だったからね。」と述べた。
加えてジョコビッチは、人生における大きな私的な出来事と職業としてのテニスとのバランスをどう取るのか、他の選手からアドバイスを仰いでいるとも付言した。また2度の結婚経験があるジョコビッチのコーチ
Bo・ベッカー(ドイツ)にもアドバイスを求めたと冗談めかして語り、笑いを誘った。
グランドスラム2大会連続優勝がかかるジョコビッチは、今大会1回戦で
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。
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