男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、ハード)は7日、シングルス3回戦が行われ、第13シードの
JW・ツォンガ(フランス)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-2, 6-2で下し、実際に対戦して勝利したのは4年ぶり、12試合ぶりの勝利となった。
この試合、ツォンガはファーストサービスが入った時81パーセントの確率でポイントを獲得し、ジョコビッチから4度のブレークチャンスを全て活かし1時間3分で勝利した。
両者は19度目の対戦となり、ツォンガはジョコビッチに6勝13敗とし、2011年のBNPパリバ・マスターズ準々決勝では不戦勝によりツォンガが勝利しているが、実際に対戦して勝利したのは2010年の全豪オープン準々決勝以来となる。
両者は今年の全仏オープン4回戦、ウィンブルドン4回戦でも対戦しており、いずれもジョコビッチに敗れている。
《ツォンガvsジョコビッチ 全仏オープン4回戦》《ツォンガvsジョコビッチ ウィンブルドン4回戦》ツォンガは同大会の最高成績は2009・2011年のべスト4が最高としている。
勝利したツォンガは準々決勝で第12シードの
R・ガスケ(フランス)の棄権により勝ち上がった第8シードの
A・マレー(英国)と対戦する。
■関連記事■ ・ワウリンカ 21位に2連敗・ディミトロフ 同世代対決制す・19歳キリオス マレーに及ばず・ジョコビッチ 10連勝で3回戦・錦織「全米OP間に合わせたい」
■関連動画■ ・新星キリオスを特集・ヒューイットが通算30勝