25日から開催されるグランドスラムである全米オープン(アメリカ/フラッシングメドウズ、ハード)のシードが19日に発表され、世界ランク11位の
錦織圭(日本)は第10シードでエントリーされた。
18日に
R・ナダル(スペイン)が右手首が完治しておらず、欠場を発表したため繰り上がり、錦織が第10シードとなった。
錦織は先日右足の親指に出来た嚢胞の手術を行い、完治するまで3週間かかるためロジャーズ・カップ、W&Sマスターズを欠場している。
また自身のブログでは19日に抜糸を行い、その後は少しずつ足を使ったトレーニングが出来るようになり、「出れる可能性も高いと思うのでもう少しリハビリ頑張ってみます。」と綴っている。
《錦織「出れる可能性高い」》錦織の全米オープンの戦歴は以下の通り。
<2013年>
・1回戦 敗退
D・エヴァンス(英国) 4-6, 4-6, 2-6
<2012年>
・1回戦 勝利
G・アンドレオシ(アルゼンチン) 6-1, 6-2, 6-4
・2回戦 勝利
T・スミチェク(アメリカ) 6-2, 6-2, 6-4
・3回戦 敗退
M・チリッチ(クロアチア) 3-6, 4-6, 7-6 (7-3), 3-6
<2011年>
・1回戦 敗退
F・チポッラ(イタリア) 4-6, 2-6, 途中棄権
<2010年>
・予選1回戦 勝利
P・カプデビル(チリ) 6-3, 5-7, 6-2
・予選2回戦 勝利
A・クドリャフツェフ(ロシア) 6-3, 7-6 (7-1)
・予選3回戦 勝利
F・ダンチェビッチ(カナダ) 6-4, 6-1
・1回戦 勝利
E・コロレフ(ロシア) 7-6 (7-0), 5-2, 途中棄権
・2回戦 勝利 M・チリッチ 5-7, 7-6 (8-6), 3-6, 7-6 (7-3), 6-1
・3回戦 敗退
A・モンタネス(スペイン) 2-6, 1-2, 途中棄権
<2008年>
・1回戦 勝利
J・モナコ(アルゼンチン) 6-2, 6-2, 5-7, 6-2
・2回戦 勝利
R・カラヌシッチ(クロアチア) 6-1, 7-5, 途中棄権
・3回戦 勝利
D・フェレール(スペイン) 6-4, 6-4, 3-6, 2-6, 7-5
・4回戦 敗退
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) 3-6, 4-6, 3-6
<2007年>
・予選1回戦 勝利
P・アムリトラジ(インド) 3-6, 6-1, 6-4
・予選2回戦 敗退
B・パウ(ドイツ) 2-6, 4-6
錦織はこれまで全米オープンの最高成績を2008年の4回戦進出が最高としており、足の状態が懸念されるが、全米ープンの出場と活躍に期待がかかる。
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