男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は16日、シングルス準決勝が行われ、第6シードの
D・フェレール(スペイン)がノーシードから勝ち進んだ
J・ベネトー(フランス)を6-3, 6-2のストレートで下し決勝進出を決めた。
この試合、フェレールはファーストサービスが入った時75パーセントの確立でポイントを獲得し、ベネトーから4度のブレークに成功し、1時間11分で勝利した。
両者は10度目の対戦となり、フェレールはベネトーに6勝4敗とした。
ノーシードから勝ち進んだ世界ランク41位のベネトーは1回戦で
B・ロラ(スロベニア)、2回戦で
J・ワード(英国)、3回戦で
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)、準々決勝で第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)を下す活躍をみせた。
勝利したフェレールは決勝で第5シードの
M・ラオニチ(カナダ)と第2シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦する。
フェレールは今年、2月に行われたクラロ杯で優勝し、3連覇を達成した1勝のみとしており、今季2勝目、マスターズでは2012年10月に行われたBNPパリバ・マスターズ以来2度目の優勝を狙う。
《フェレール クラロ杯3連覇達成の記事はこちら》
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