男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は14日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が元世界ランク5位で第16シードの
T・ロブレド(スペイン)に6-7 (6-8), 5-7で敗れ、ベスト8進出を逃した。
両者は今回が8度目の対戦となり、6勝2敗とジョコビッチがロブレドに2勝目を許した。
この試合、ジョコビッチはファーストサービスが入った時に70パーセントの確率でポイントを獲得するも、各セット1度ずつロブレドにブレークを許し、1時間44分で敗れた。
ジョコビッチが今大会優勝した場合、1990年以来初のマスターズ9大会全制覇、ゴールデン・マスターズという偉業達成となっていたが、来年に持ち越しとなった。
《ジョコビッチ 偉業達成なるか》過去の同大会でジョコビッチは、2008・2009・2011・2012年と4度の準優勝を果たしていた。
昨年は、準々決勝で
J・イズナー(アメリカ)に敗れてベスト8に終わっている。
ジョコビッチは、今年のウィンブルドン決勝で
R・フェデラー(スイス)に勝利して大会2度目の優勝を飾った。さらに、大会後に発表された世界ランキングでは、2013年9月以来の世界ランク1位に返り咲いた。
《ジョコビッチ優勝の記事はこちら》一方、勝利した32歳のロブレドは過去同大会で、昨年3回戦で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に敗れるも、2回戦で
S・ワウリンカ(スイス)を下した。
2004・2006年にはベスト4進出を果たし、今回は2006年以来8年ぶりのベスト8進出となった。
ロブレドは準々決勝で、第6シードの
D・フェレール(スペイン)と
M・ユーズニー(ロシア)の勝者と対戦する。
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