女子テニスツアーのW&Sオープン女子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は13日、シングルス2回戦が行われ、今年のウィンブルドン覇者で第3シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が世界ランク39位の
E・スイトリナ(ウクライナ)に6-2, 7-6 (7-2)のストレートで敗れ、3回戦進出とはならなかった。
上位シード勢は今大会1回戦免除のため、クヴィトバは2回戦からの登場となった。
この試合、クヴィトバはファーストサービスが入った時に64パーセントの確率でポイントを獲得し、スイトリナのサービスゲームを3度ブレークに成功するも、それを上回る5度のブレークを許して1時間40分で敗れた。
世界ランク4位のクヴィトバは、今年のウィンブルドン決勝で
E・ブシャール(カナダ)を下して2度目の芝の女王に輝いた。
《クヴィトバ優勝の記事はこちら》先週行われたロジャーズ・カップ女子では、3回戦で
E・マカロバ(ロシア)に敗れてベスト8入りを逃した。
クヴィトバに勝利したスイトリナは、3回戦で第15シードの
C・スアレス・ナバロ(スペイン)と対戦する。
同日行われた2回戦では、今年のウィンブルドン決勝でクヴィトバに敗れるも、グランドスラム初の準優勝を飾った第7シードのブシャールが、元世界ランク2位の
S・クズネツォワ(ロシア)に4-6, 6-3, 2-6のフルセットで敗れ、3回戦進出を逃した。
20歳のブシャールは、今年の全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンとグランドスラム3大会連続でベスト4進出を決め、ウィンブルドン後に発表された世界ランキングでは、念願のトップ10入りを果たした。
《ブシャールのウィンブルドン記事はこちら》ブシャールに勝利したクズネツォワは、3回戦で第9シードの
A・イバノビッチ(セルビア)と対戦する。
さらに、
S・リシキ(ドイツ)が第14シードの
S・エラーニ(イタリア)を6-4, 2-6. 7-6 (7-2)で下し、第6シードの
A・ケルバー(ドイツ)がマカロバを6-4, 6-1で下して、それぞれ3回戦進出を決めた。
■関連記事■
・【映像】セリーナ 苦戦を強いられる・クルム伊達組 第3シード破る・シャラポワ 2度目の優勝狙う・クルム伊達組 2週連続勝利
■関連動画■
・トップ選手を破り突如現れた17歳の新星!・数々の熱戦が繰り広げられたグラスコートシーズンを振り返る!