男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は10日、シングルス1回戦が行われ、
L・ヒューイット(オーストラリア)が元世界ランク8位の
J・メルツァー(オーストリア)を3-6, 6-4, 6-4の逆転で下し、2回戦進出を決めた。
この試合、第1セットでヒューイットはメルツァーに3度のブレークを許し第1セットを落とすも、その後は第2セットに1度、第3セットに2度のブレークに成功。ヒューイットは試合を通じてファーストサービスが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得し、メルツァーから4度のブレークに成功して2時間6分で勝利した。
両者は2007年のW&Sオープン男子3回戦以来となる7年ぶり、7度目の対戦となり、ヒューイットはメルツァーに7戦全勝とした。
勝利したヒューイットは、2回戦で第15シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)と
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)の勝者と対戦する。
元世界ランク1位のヒューイットは同大会11度目の出場となるが、優勝は無く最高成績は2002年に
C・モヤ(スペイン)に、2004年は
A・アガシ(アメリカ)に敗れた準優勝が最高としている。
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