女子テニスツアーのW&Sオープン女子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は9日、シングルス予選1回戦が行われ、
クルム伊達公子(日本)は予選第14シードで世界ランク63位の
I・C・ベグ(ルーマニア)に6-1, 2-6, 4-6の逆転で敗れ、4年ぶり本戦出場の機会を逃した。
この試合、クルム伊達はベグに第1セットはブレークチャンスを与えず、2度のブレークに成功し第1セットを先取するが、第2セットでは逆の展開となり、クルム伊達にブレークチャンスは訪れず、2度のブレークを許し、第2セットを奪われる。
徐々にファーストサービスの確率を落としてきたクルム伊達は第3セット、2度のブレークに成功するが、ベグに3度のブレークを許し、2時間3分で敗れた。
両者は初対戦となり、勝利したベグは2回戦で予選第8シードの
E・ヴェスニナ(ロシア)と対戦する。
自身のブログでクルム伊達は「夜からお尻の筋肉がすごく張り出し朝になれば楽になるだろうと思っていたのですが練習になっても張りはあり動きだせばほぐれるかと思ったけどそれもなく、午後の練習のときはかなり強い張りを感じながらの練習となってしまいました。」と綴っており、万全な体調で臨めていなかったことが伺える。
また、10日まで行われるロジャーズ・カップを、臀部の怪我のため欠場した
奈良くるみ(日本)は同大会の本戦出場が決まっており、1回戦で世界ランク157位の
R・オプランディ(スイス)と対戦する。
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