男子テニスツアーのシティ・オープン男子(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は1日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
錦織圭(日本)が第6シードの
R・ガスケ(フランス)に1-6, 4-6のストレートで敗れ、大会初のベスト4進出を逃した。
両者は過去に4度対戦しており、今回が5度目の顔合わせとなった。対戦成績は0勝5敗と錦織はガスケに全敗となった。
この試合、第1セットはガスケに2度のブレークを許した。また、ガスケのバックハンドに圧倒され、ゲームカウント1-6で先取された。
第2セット、錦織はサービスの調子を上げてドロップショットや厳しいコースにバックハンドウィナーを放つも、第2セットをゲームカウント4-6で落とし、ガスケに敗れた。
また錦織は試合中、時折右の足首を気にするしぐさを見せ、万全ではない状態で健闘するも、勝利とはならなかった。
今大会、錦織はシードのため1回戦免除となり、2回戦からの登場となった。2回戦では、
S・クエリー(アメリカ)を下して3回戦では
L・ラコ(スロバキア)に勝利しての勝ち上がりとなった。
また、同大会での最高成績は、昨年の
M・バグダティス(キプロス)に敗れて3回戦敗退が最高成績となっていたが、ラコに勝利して大会初のベスト8進出を決めた。しかし、大会初の4強入りを狙うも、ガスケに敗れて準決勝進出とはならなかった。
《錦織2回戦の記事はこちら》一方、錦織に勝利したガスケは、今大会1回戦はシードのため免除、2回戦は
D・セラ(イスラエル)、3回戦は
T・スミチェク(アメリカ)をそれぞれストレートで下して順当な勝ち上がりを見せた。そして錦織を下し、大会初のベスト4入りを決めた。
準決勝でガスケは、第10シードの
S・ヒラルド(コロンビア)と第13シードの
V・ポスピシル(カナダ)の勝者と対戦する。
■関連記事■
・錦織 4強の壁は世界14位ガスケ・錦織 第1セット落とす・錦織 昨年超える成績残せるか・錦織 ファン増えて「大変」
■関連動画■
・フェデラーが大記録を懸けて”ウィンブルドン決勝”に臨む!・ビッグ4と若手が激突したウィンブルドンを特集!