テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、第10シードの
錦織圭(日本)が世界ランク132位の
S・ボレッリ(イタリア)を3-6, 6-3, 4-6, 7-6 (7-4), 6-4のフルセットの末に下し、大会初の4回戦進出を決めた。
この試合は6月28日に行われ、3-6, 6-3, 4-6, 7-6 (7-4), 3-3の時点で日没により順延となり、続きは30日に持ち越しとなっていた。
《錦織vsボレッリの記事はこちら》両者は今回が初めての顔合わせで、錦織はボレッリとの対戦成績を1勝0敗とリードした。
過去同大会で錦織は、2008・2010・2011年は初戦敗退、2012・2013年に3回戦進出となったのが最高成績となっているため、今回ボレッリに勝利してウィンブルドン初の4回戦進出を決めた。
今回錦織は、1回戦で
K・ド=シェッパー(フランス)、2回戦で
D・クドラ(アメリカ)、そして3回戦でボレッリを下しての勝ち上がりとなった。
錦織は
松岡修造(日本)以来19年ぶりの日本人男子ベスト8進出をかけて、4回戦で第8シードの
M・ラオニチ(カナダ)と対戦する。
一方、錦織に敗れたボレッリは、1回戦で予選勝ち上がり
伊藤竜馬(日本)を下し、2回戦では第22シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)を破っての勝ち上がりとなっていた。
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