テニスのグランドスラム、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は23日、女子1回戦が行われ、
クルム伊達公子(日本)は第22シードの
E・マカロバ(ロシア)に6-3, 4-6, 5-7のフルセットで敗れ、2年ぶりの初戦敗退となった。
この試合、クルム伊達はマカロバに7度のブレークを許し、2時間24分の接戦の末に敗れた。
第1セット、クルム伊達は5ゲーム連取するが、第6、7ゲームともにセットポイントを握るも活かせなかったが、第9ゲームでサービスゲームをキープし、第1セットを6-3で先取する。
第2セットは先にブレークを許し、直後に追いつくが第10ゲームで3度目のブレークを許し、勝負は第3セットへもつれる。
第3セット、第2ゲーム長いサービスゲームをキープしたクルム伊達は勢いに乗り、第3ゲームでブレークに成功し3ゲーム連取するが、2度のブレークを含む4ゲーム連取される。
マカロバのサービング・フォー・マッチの第10ゲームで再びクルム伊達はブレークに成功する。その後ゲームカウント5-5とねばり、マカロバがサービスゲームをキープし、5-6となり、第12ゲーム、クルム伊達は2度のマッチポイントを握られ、最後はボレーをミスし1回戦敗退となった。
両者は3度目の対戦となり、クルム伊達はマカロバに0勝3敗と全敗している。
勝利したマカロバは2回戦で
土居美咲(日本)と対戦する。
クルム伊達と土居美咲の日本人対決は叶わなかった。
2回戦を勝利していた場合、クルム伊達は自身が持つウィンブルドン勝利最年長記録の更新となったが、記録更新は来年に持ち越しとなった。
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