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23日から開幕するテニスのグランドスラム、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は20日、男女シングルスのドローが決まり、過去5度の優勝を誇る第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が、全仏オープンを制した第5シードのM・シャラポワ(ロシア)と順当に勝ち上がった場合、準々決勝で対戦する。
2004年に若干17歳でウィンブルドンを制したシャラポワは、その時の決勝戦でセリーナを下していたが、2005年以降はセリーナに15連敗中と勝利を飾れていない。
シャラポワは1回戦で、地元から主催者推薦で出場で世界ランク242位のS・マレー(英国)と、セリーナは同ランク114位のA・タチシュビリ(グルジア)と初戦を迎える。
もし両者が順当に勝ち上がり準々決勝で対戦する事となると、これが19度目の対戦となる。両者のこれまでの対戦成績はセリーナが16勝2敗とリードしており、セリーナが最後にシャラポワに負けたのは2004年のツアー最終戦までさかのぼる。
その他予想される女子準々決勝は、第3シードのS・ハレプ(ルーマニア)が第7シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)と、第8シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)が第4シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)と、そして第6シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)が第2シードのN・リー(中国)と対戦する。
先日行われた全仏オープンで2回戦敗退を喫したセリーナは、2012年の全仏オープンで初戦敗退となって以降、昨年の全仏オープンと全米オープンで優勝を飾っている。
《セリーナ敗退の記事はこちら》
セリーナは順当な勝ち上がりを送ると、4回戦で第13シードのE・ブシャール(カナダ)と顔を合わせる。現在20歳のブシャールは、今年2度行われたグランドスラムではいずれもベスト4入りをする活躍を見せており、成長著しい若手として注目されている。
しかし、ブシャールの1回戦はベテランで世界ランク35位のD・ハンチュコバ(スロバキア)と対戦と初戦から厳しい試合が予想される。
昨年の女子シングルス・チャンピオンのM・バルトリ(フランス)は、自身初のグランドスラム優勝を飾りはしたものの、その僅か1ヶ月後に突然の引退表明をしコートを去ってしまった。
《バルトリ引退の記事はこちら》
そのためバルトリに代わり、昨年準優勝を飾ったS・リシキ(ドイツ)がセンターコートの女子シングルスの初戦に登場する。第19シードのリシキは世界ランク82位のJ・グラスコ(イスラエル)と対戦する。
全仏オープンでグランドスラム初の決勝進出を果たし、準優勝する活躍を見せた第3シードのハレプが、順当に勝ち上がると準々決勝で元世界ランク1位で第11シードのA・イバノビッチ(セルビア)と対戦する。
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