株式会社エイブルは16日、4月のデビスカップに日本代表として初選出された21歳の
ダニエル太郎(日本)と所属契約を締結したことを発表した。
ダニエル太郎は5歳でテニスを始め、その後14歳の時に家族とスペインに移住。テニスバルテニスクラブの「パンチョ・アルバリーニョアカデミー」に入門した。そこをベースに世界ランク7位の
D・フェレール(スペイン)をはじめ、スペインのトップ選手とともにトレーニングをし、世界で最も選手層が厚いといわれるスペインで着実に実績を残してきた。
今年に入り、グランドスラムである全豪オープンの予選3回戦まで勝ち進み、あと1歩で初本戦進出を逃した。さらに2月のチリ・オープンでは、ATPツアーで初のベスト8入りを決めた。
《ダニエル太郎、8強入りの記事はこちら》4月に行われたデビスカップ準々決勝では、日本代表チームのメンバーとしてシングルス2試合に出場。強豪チェコ共和国を相手に善戦し、日本のテニスファンにその名を刻んだ。
《ダニエル太郎、デビスカップの記事はこちら》エイブルと契約したダニエル太郎は「このたび、日本の代表チームのスポンサーでもあるエイブルが、僕の所属スポンサーになってくれて感激しています。今はスペインのバレンシアを拠点にツアーを回っていますが、遠く離れていても母国日本から応援してもらえるのは、すごく励みになります。」とコメントした。
また、「これからは、所属先のエイブルのためにも、日本のファンのためにも、ツアーで活躍して日本でもっと報道されるような成績を残したいです。そして、来年もまた日本の代表チームの一員として、母国のために頑張りたいです。」と意気込みを語った。
■関連記事■
・21歳ダニエル太郎「錦織さんからは何も言われていないです」・ダニエル太郎、力尽き4強逃す・期待のダニエル太郎「ファンを多くしていきたい」・ダニエル太郎は初の本戦出場ならず、元世界21位に阻まれる
■関連動画■
・トップ10で最も若いラオニチが更なる目標を明かす!・祖国への想いを込めたジョコビッチの気迫あるプレー!