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元世界ランク2位で、36歳にして現在も世界ランク20位にいるT・ハース(ドイツ)だが、再び右肩の手術を受ける苦渋の決断を下し、今季残りのシーズン中の復帰は絶望的となった。
これが実に4度目の手術になるハースは、先に行われた全仏オープンのJ・ゾップ(エストニア)との1回戦で、ゲームカウント5ー2とリードしながらも右肩を負傷し、途中棄権を余儀なくされていた。
そして先週、祖国ドイツはハーレで行われたゲリー・ウェバー・オープンの出場も取り止めていた。ハースはゲリー・ウェバー・オープンで、2009年にN・ジョコビッチ(セルビア)を、2012年にはR・フェデラー(スイス)を下して優勝していた。
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ハースのマネージメント会社から月曜日に発表された内容では、ハースは右肩の腱を3ヶ所痛めてしまっているとのこと。ハースはこれまで2002年、2003年、2007年にも右肩を手術している。
ハースは「この診断は本当にショックだった。怪我の状態があまりにも悪いため、手術を回避することは出来なかった。」とコメントしている。
36歳のハースだが、それでもまだ引退は考えておらず、2015年の復帰を目指していると言う。「まだ自分には素晴らしい試合と最高の大会が待っていると確信している。」と、現役生活に意欲を燃やしている。
手術はアメリカ・ニューヨークで、現地火曜日に行われる。
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