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男子テニスで世界ランキング10位の錦織圭(日本)は自身のブログで、全仏オープンで惜しくも1回戦敗退してしまった事と、ウィンブルドンへ向けて調整を始めたと綴っている。
全仏オープン1回戦でM・クリザン(スロバキア)に敗れた錦織は「しょうがないという気持ちとやっぱり悔しい思いがありました。」とコメントをしている。
錦織はムチュア・マドリッド・オープン決勝でクレーキング、R・ナダル(スペイン)から第1セットを先取、第2セットゲームカウント4-2とリードしていたが試合中に腰を痛め、その後は思うように動く事が出来ず、第2セットは4-6で落とし、第3セットも0-3とされたとこで棄権を申し入れ、惜しくもマスターズ初優勝、そしてナダルから初勝利を逃した。
《錦織、ナダルに敗れムチュア・マドリッド・オープン準優勝》
その時の怪我の影響で練習が出来ないまま全仏オープンを迎えた錦織はクリザンにストレートで敗れた。
《錦織圭が初戦敗退、敗因は心の問題》
勝利したクリザンは4月のBMWオープンで予選から勝ち上がり、準決勝で昨年の優勝者T・ハース(ドイツ)、決勝でF・フォニュイーニ(イタリア)を破り優勝し、好調を維持していた。
錦織は1回戦で敗れた翌日27日からトレーニングを再開しウィンブルドンへ向けて調整に入っている。
また、9日から始まる芝の前哨戦、ゲリー・ウェバー・オープンに出場予定の錦織はすでに現地入りしており、芝の感触を確かめている。
ウィンブルドンへ向けて「この1週間は修行だと思って励みます。」と綴った。
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