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ジョコビッチ尻上がりで勝利
男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子（イタリア/ローマ、レッドクレー）は１５日、シングルス３回戦が行われ、第２シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）がＰ・コールシュライバー（ドイツ）を4-6, 6-2, 6-1のフルセットで下し、準々決勝進出を決めた。
この試合、ジョコビッチはファーストサーブが入った時に７０パーセントの確率でポイントを獲得、さらにコールシュライバーのサービスゲームを６度ブレークし、１時間３５分で勝利した。
第１セット、ジョコビッチはサービスの精度が悪かったわけではないがコールシュライバーに２度のブレークを許し第１セットを落としてしまう。
しかしその後のジョコビッチはさらに調子を上げ、第２セットで３度のブレーク、第３セットでは２度のブレークに成功した。特に第３セットではさらに調子を上げファーストサービスを９０パーセントの確立で入れ、ブレークチャンスを与えることなく勝利した。
両者は今回が５度目の対戦となり、ジョコビッチはコールシュライバーとの対戦成績を４勝１敗とした。
準々決勝でジョコビッチは、第５シードのＤ・フェレール（スペイン）と対戦する。
ジョコビッチは２００８年と２０１１年に同大会を優勝しており、２００９年と２０１２年はいずれもＲ・ナダル（スペイン）に敗れ準優勝としており、今回は３回目の優勝、そして全仏オープン前に優勝を果たし、生涯グランドスラム達成へ弾みをつけたい。
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