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男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー)が4日から11日にかけて開催される。2日にドローが発表され錦織圭(日本)は第10シードとして出場する事が決まった。
今大会は上位8シードまでが1回戦を免除されており、錦織は1回戦から出場となる。
錦織の初戦の相手は世界ランク36位のI・ドディグ(クロアチア)と対戦する。
ドディグとの対戦成績は1勝1敗としており2012年、デビスカップのワールドグループ1回戦で対戦し、錦織がストレートで勝利。2013年、スイス・インドアではストレートで敗れている。いずれもハードコートでの対戦となりクレーでの対戦は今回が初めてとなる。
錦織が勝利し、その他シード選手、ランキング上位選手が順当に勝ち進んだ場合、2回戦でP・アンドゥハル(スペイン)と対戦となる。
アンドゥハルとの対戦成績も1勝1敗としており、2011年のウィンストン・セーラム・オープンで勝利しているが、昨年の同大会で主催者推薦により出場したアンドゥハルにストレートで敗れ錦織はベスト8としている。
3回戦では第8シードのM・ラオニチ(カナダ)と対戦となる。
ラオニチとは2012年の楽天ジャパン・オープンの決勝で対戦し、錦織が勝利し優勝している。
《錦織圭が優勝、快挙成し遂げる◇楽天ジャパン・オープン》
準々決勝では第3シードのS・ワウリンカ(スイス)との対戦となる。錦織はワウリンカに勝利した事が無く、0勝2敗としている。
準決勝で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)との対戦予定となり、過去に2度対戦しており、1勝1敗としている。ジョコビッチに勝利したのは2011年、スイス・インドアで錦織が勝利しフェデラーとの決勝まで進んだ。
※3月に行われたソニー・オープン男子、準決勝で棄権しているのは数に入っていない。
決勝まで勝ち上がった場合、第1シードで前回優勝者のR・ナダル(スペイン)と対戦する。
ナダルとは過去6度対戦しており全敗している。昨年の全仏オープンでは善戦し、今年の全豪オープンではストレートで敗れたものの、ナダルを追い詰めた非常に内容の濃い試合だった。
《王者ナダルが本気になった錦織戦<全豪オープン>》
昨年の同大会で錦織は3回戦でR・フェデラー(スイス)を下す快挙を成し遂げた。続く準々決勝でアンドゥハルに敗れたがベスト8と健闘した。
《フェデラー破った錦織「最高の勝利の1つ」<ムチュア・マドリッド・オープン男子>》
そしてベスト8まで勝ち進んでいるため、それよりも早いラウンドで敗退してしまった場合、現在世界ランク12位の錦織はランキングを落としてしまう可能性がある。また、ベスト4以上に勝ち進めばトップ10入りの可能性が出てくる。
トップ10入り目前の錦織圭、1戦1戦に目が離せない展開となっている。
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