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男子テニスの28日付世界ランキングが発表され、バルセロナ・オープン・サバデルで錦織圭(日本)に敗れ準優勝としたS・ヒラルド(コロンビア)が先週の65位から18つ上げ47位と大きく上げ、ベスト4のE・ガルビス(ラトビア)は23位から3つ上げトップ20位に返り咲いた。
ノーシードで勝ち上がったヒラルドは2回戦では第3シードのF・フォニュイーニ(イタリア)に6-0, 4-0 としたところでフォニュイーニが足の不調のため棄権を申し入れ3回戦進出となった。
3回戦ではD・ティエム(オーストラリア)を4-6, 6-4, 7-5とマッチポイントを握られるも逆転勝利し、準々決勝でも第10シードのP・コールシュライバー(ドイツ)との対戦では6-4, 4-3 としたところでコールシュライバーが途中棄権を申し入れ準決勝進出となり、シード選手の途中棄権という幸運にも恵まれた。
準決勝は王者R・ナダル(スペイン)に11度目の対戦にして初めて勝利したN・アルマグロ(スペイン)との対戦だった。
しかしアルマグロはナダルを破った時ほどの冴えは無く、ヒラルドはストレートでアルマグロを下し決勝進出を果たした。
錦織との決勝では第1セットの第2ゲームでブレークに成功するも、アルマグロを下した勢いでリードするかと思われたが錦織の速い展開のストロークからペースをつかむことが出来ず2-6, 2-6 で準優勝に終わった。
現在26歳のヒラルドの自己最高位は2012年の39位としている。キャリア中盤、次回こそはツアー初優勝、自己最高位の更新を目指す。
今大会ベスト4でランキングを3つ上げ、トップ20位に戻り、自己最高位の18位へと近づいたガルビスは今大会、D・フェレール(スペイン)を下したT・ガバシュビリ(ロシア)を下し、準決勝で錦織と対戦するも2-6, 4-6で敗れた。
ガルビスが有名になったのは2010年にBNLイタリア国際でフェデラーを破る金星を上げ、ベスト4を果たした時だった。
《ガルビスがフェデラー破る波乱◇BNLイタリア国際男子》
また、過去にはT・ベルディフ(チェコ共和国)、A・マレー(英国)、T・ハース(ドイツ)、JW・ツォンガ(フランス)、フォニュイーニら、各上選手に勝利しており、ツアー通算5勝を上げるガルビスは決勝進出の際は100パーセントの確率で勝利しているすさまじい勝負強さを持っている。
弓を放つようなサービスのフォーム、フォアハンドを打つ際、左手をまっすぐ伸ばす特徴的なフォームも特徴的。
今後も上位選手との対戦の際は番狂わせが起こる可能性の高い目の離せない選手。
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