男子テニスツアーのATPワールド・ツアー500大会であるバルセロナ・オープン・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー)は26日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
錦織圭(日本)が第9シードの
E・ガルビス(ラトビア)を6-2, 6-4のストレートで下し、初の決勝進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦だった。
この試合、第1セットで錦織はファーストサービスが入った時に92パーセントと高い確率でポイントを獲得。第2セットでは、長いラリーから粘り強いプレーを見せた。
今大会シード勢は1回戦免除のため、錦織は2回戦からの登場だった。2回戦は
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、3回戦は
A・ゴルベフ(カザフスタン)、準々決勝では元世界9位で第12シードの
M・チリッチ(クロアチア)を下し、今回準決勝でガルビスとの対戦となった。
世界ランク17位の錦織は、同大会の2012年に
F・ベルダスコ(スペイン)との準決勝進出をかけた対戦で、試合途中に腰の痛みを訴えて棄権したベスト8が最高成績となっているため、今回は初の決勝進出となった。
錦織は、決勝で
R・ナダル(スペイン)を破った第6シードの
N・アルマグロ(スペイン)と
S・ヒラルド(コロンビア)の勝者と対戦する。
一方、敗れた25歳のガルビスは、2月のオープン13決勝で、
JW・ツォンガ(フランス)を破り今季初タイトルを獲得したと同時に、キャリア通算5勝目をあげていた。
また、錦織の決勝戦の模様は、スポーツチャンネルGAORA SPORTSで4月27日(日)の22時50分から完全生中継で放送される予定。
【番組名】
ATPテニス ワールドツアー 500「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル<決勝>」
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