男子テニスツアーのマスターズ1000であるモンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、クレー)は、13日から20日にかけて開催され、
R・ナダル(スペイン)や
N・ジョコビッチ(セルビア)、
R・フェデラー(スイス)らが出場する。
この大会初優勝に向け、第3シードとして出場する
S・ワウリンカ(スイス)は会場であるモンテカルロ・カントリー・クラブで
JW・ツォンガ(フランス)と練習をした。
世界ランキング第3位のワウリンカは今年の全豪オープンでグランドスラム初優勝を果たし、このクレーシーズン、全仏オープンでも優勝候補となる注目選手。
ワウリンカはこの大会、過去に6度出場しており、2009年に準決勝で同2位のジョコビッチに敗れたベスト4が最高成績。
上位シード選手8名は1回戦免除のためワウリンカは2回戦から出場となり、2回戦では同26位の
M・チリッチ(クロアチア)、同29位の
F・ベルダスコ(スペイン)の勝者と対戦する。
シード選手が順当に勝ち進んだ場合、続く3回戦では第15シードの
N・アルマグロ(スペイン)、準々決勝では第8シードの
M・ラオニチ(カナダ)、準決勝では第1シードのナダル、決勝で第2シードのジョコビッチとの対戦が予想される。
準決勝で対戦の可能性がある世界ランキング1位のナダルとは、今年の全豪オープン決勝戦で勝利し、念願のグランドスラム初優勝を遂げた。
《偉業逃し涙のナダル「全力を尽くした」、まさかのアクシデントに見舞われる<全豪オープン>》また決勝で対戦する可能性のある同2位のジョコビッチとは2013年の全豪オープンと全米オープンいずれもフルセットと、大接戦の末に敗れるが、今年の全豪オープン準決勝で見事にリベンジを果たし、ジョコビッチの4連覇を防いだ。
《ジョコビッチの4連覇阻んだワウリンカ「本当にハッピー」<全豪オープン>》その他の出場選手として、主催者推薦により出場が決まった同4位でスイス勢同士の決勝の可能性があるフェデラー、地元優勝が期待される同12位のツォンガ、先日のデビスカップで
A・マレー(英国)を下してイタリアを勝利に導いた同13位の
F・フォニュイーニ(イタリア)、若手として着実に実力を上げている同15位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)らが出場する。
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