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男子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権男子(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は28日、シングルス準決勝が行われ、第4シードのR・フェデラー(スイス)が昨年覇者で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を3-6, 6-3, 6-2の逆転で下し、今季初優勝と6度目のタイトル獲得に王手をかけた。この試合でフェデラーはスーパープレーを披露した。
《フェデラーがジョコビッチの連覇阻止、V6へ王手<ドバイ・テニス選手権男子>》
それは第1セットの第10ゲーム、ジョコビッチのセットポイント時に起きた。
両者激しいラリー戦を展開する中、ジョコビッチがクロスへ強烈なショットを放ち、フェデラーはなんとか返球。このチャンスボールをジョコビッチは叩きつけた。
しかし、ここからフェデラーの逆襲が始まる。
ジョコビッチの高い打点からのフォアハンドをスライスで返したフェデラー。そしてジョコビッチのボレーに対して、フェデラーはロブを放ち、ベースラインへ戻るジョコビッチ。
ここでネットにつめたフェデラーは、最後バックハンドのドロップボレーを決めて、観客を盛り上げた。
決勝でフェデラーは、第3シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)と対戦する。
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