男子テニスツアーのソニー・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は26日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が第12シードの
M・ラオニチ(カナダ)を4-6, 6-2, 6-4の逆転で下し、ベスト4進出を決めた。
この試合、ナダルはラオニチに8本のサービスエースを決められるも、ファーストサービスが入った時に74パーセントの確率でポイントを獲得。さらに、ラオニチのサービスゲームを3度ブレークし、2時間35分の接戦を制した。
両者は今回が通算5度目の対戦となり、5勝0敗とナダルが勝ち越している。
直近では、昨年の8月に行われたロジャーズ・カップ男子決勝で対戦しており、ナダルがラオニチの55年ぶりとなる地元勢の優勝を阻止していた。
《ナダルが通算58度目のタイトル獲得、地元55年ぶり優勝阻む<ロジャーズ・カップ男子>》世界ランク1位のナダルは、今大会2回戦からの登場となり、2回戦で元王者の
L・ヒューイット(オーストラリア)、3回戦で
D・イストミン(ウズベキスタン)、4回戦で第14シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)を下しての準々決勝だった。
準決勝でナダルは、第7シードのT・ベルディフと対戦する。
両者は過去に20度対戦しており、対戦成績は17勝3敗とナダルが大きくリードしている。
直近では、昨年のATPワールドツアー・ファイナルの予選ラウンドロビンで対戦し、その時はナダルが勝利している。
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