男子テニスツアーのロイヤル・ガード・オープン・チリ（チリ/ビニャ・デル・マール、クレー）は９日、シングルス決勝が行われ、第１シードのＦ・フォニュイーニ（イタリア）がノーシードのＬ・マイェール（アルゼンチン）を6-2, 6-4のストレートで下し、今季初優勝すると同時にツアー通算３度目のタイトルを獲得した。
この試合、フォニュイーニはファーストサービスが入った時に８８パーセントと高い確率でポイントを獲得し、マイェールに１度もブレークチャンスを与えなかった。さらに３度のブレークに成功したフォニュイーニは、１時間２３分で優勝を決めた。
２６歳のフォニュイーニは、昨年の７月に行われたメルセデスカップとベット・アット・ホーム・オープンで２週連続優勝を飾っていた。
一方、今大会に日本勢から唯一出場していたダニエル太郎（日本）は、予選から勝ち抜き本戦へ。１回戦では元世界ランク２１位のＴ・ベルッチ（ブラジル）、２回戦では第８シードのＦ・デルボニス（アルゼンチン）を破り、ATPツアー初の８強入りを果たした。準々決勝では第３シードのＮ・アルマグロ（スペイン）に2-6, 5-7のストレートで敗れた。
■関連記事■
《フォニュイーニ、フェデラー下した予選勝者に大逆転「素晴らしい１週間」＜ベット・アット・ホーム・オープン＞》
《ダニエル太郎、絶好調アルマグロに力及ばず＜ロイヤル・ガード・オープン・チリ＞》
《２１歳ダニエル太郎が第８シード下す金星、初のベスト８進出＜ロイヤル・ガード・オープン・チリ＞》
《ダニエル太郎が元世界２１位に完勝、ツアー本戦初勝利＜ロイヤル・ガード・オープン・チリ＞》
■関連動画■
《ツアー随一のテクニックを持つトミックが世界４位デル=ポトロに挑む！ATP男子ツアーマガジン Vol.201》
《将来のテニス界を担う期待の２１歳に迫る！ATP男子ツアーマガジン Vol.201》
（2014年2月10日14時02分）
大坂なおみ 小雨の中クレーで調整 
