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日本を支え続けてきた添田豪「諦めなかった」<デビスカップ>

テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対カナダ戦は2日、大会3日目の第2試合で添田豪(日本)P・ポランスキー(カナダ)を6-1, 6-4のストレートで下した。通算4勝1敗でカナダを下し、初のワールドグループベスト8進出を果たす快挙を成し遂げた日本のキャプテン添田豪が、試合後の会見で喜びを語った。

この日の第1試合で錦織圭(日本)が勝利をおさめて日本の勝利は決まっていたため、添田豪とポランスキーの試合は3セットマッチで行われた。

「ベスト8に進出出来て、チームのメンバーでいる事を誇りに思います。今日勝てた事も、消化試合とはいえ嬉しかった。次の目標が出来ました。」

日本は2011年のワールドグループ入れ替え戦でインドを下し、ワールドグループ復帰を決めるも、2012年2月のワールドグループ1回戦でクロアチアに2-3で敗れ、同年9月にワールドグループ残留をかけたイスラエル戦でも2-3で敗れたため、アジア・オセアニアゾーン1部に降格となった。

その後はアジア・オセアニア・ゾーン1部1回戦で日本は、インドネシアに5勝0敗で勝利、さらにアジア・オセアニア・ゾーン1部2回戦では韓国に3勝2敗で勝利を収め、ワールドグループ入れ替え戦へ進出を果たした。

そして、ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)で日本は1勝2敗と崖っぷちに追い込まれるも、大会3日目に錦織と添田豪がシングルスで2勝をあげ、通算3勝2敗で見事ワールドグループ復帰を決めた。

現在29歳の添田豪は、2004年にデビスカップで初の日本代表に選出された。

「正直、僕が入った時、ワールドグループにいく事が最大の目標だった。一昨年あたりから具体的に勝つという目標が見えてきた。長い間やってきて、諦めなかったのが今につながっていると思う。」

ワールドグループ初のベスト8進出を果たした日本は、2014年4月4・5・6日に東京の有明コロシアムで行われる準々決勝で2連覇中のチェコ共和国と対戦する。

【ワールドグループ1回戦】
2012年2月 ×日本 vs. ○クロアチア, 2-3

【ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)】
2012年9月 ×日本 vs. ○イスラエル, 2-3

【アジア・オセアニア・ゾーン1部1回戦】
2013年2月 ○日本 vs. ×インドネシア, 5-0

【アジア・オセアニア・ゾーン1部2回戦】
2013年4月 ○日本 vs. ×韓国, 3-2

【ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)】
2013年9月 ○日本 vs. ×コロンビア, 3-2

【ワールドグループ1回戦】
2014年1月 日本 vs. カナダ


日本とカナダの対戦結果は、以下の通り。

【大会1日目】
・シングルス第1試合:錦織圭 ○-× P・ポランスキー
・シングルス第2試合:添田豪 ×-○ F・ダンチェビッチ(カナダ)

【大会2日目】
・ダブルス第1試合:錦織圭/ 内山靖崇(日本) ○-× D・ネスター(カナダ)/ F・ダンチェビッチ

【大会3日目】
・シングルス第1試合:錦織圭 ○-× F・ダンチェビッチ
・シングルス第2試合:添田豪 ○-× P・ポランスキー

デビスカップ2014_カナダ戦


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(2014年2月3日12時05分)

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