日本テニス協会は28日、女子テニスの国別対抗戦フェドカップの
吉田友佳(日本)新監督が、2月8・9日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されるワールドグループ2部1回戦に出場する日本代表を
奈良くるみ(日本)、
土居美咲(日本)、
尾崎里紗(日本)、
青山修子(日本)の4選手と発表した。
今回初めてフェドカップのメンバーに選出された19歳の尾崎里紗について、吉田監督は「1年でランキングを100位台に上げている選手。全豪オープン本戦はあと一歩のところで出場はならなかったものの、間違いなく引っ張っていく選手であり、総合的実力からしてもアルゼンチン戦で戦えるだけの力をつけてきていて、期待している。また、力になってくれる選手だと思う。」と、コメントした。
「試合会場がアウェーのクレー、そして時差があって厳しい戦いになると思いますが、全力で頑張っていきたい。」
「まず必ずアルゼンチン戦をこのチームでしっかり戦って勝利し、男子のように日本でプレー出来る日がまたくるように頑張っていきたいと思います。アウェーですが、応援していただけたらと思います。」と最後、吉田監督はコメントした。
日本人最高位の奈良くるみは、先月行われた全豪オープンでグランドスラム2大会連続で3回戦出場を果たした。また、27日付に発表された世界ランキングでは
森田あゆみ(日本)を抜いて日本勢トップ、自身最高位を更新した。
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