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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は21日、男子シングルス準々決勝が行われ、第8シードのS・ワウリンカ(スイス)が第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を2-6, 6-4, 6-2, 3-6, 9-7の大激闘の末に下し、大会初のベスト4進出を果たすと同時に、オープン化以降初となるジョコビッチの4連覇を阻んだ。
この試合、ワウリンカは17本のサービスエースと51本のウィナーを放ち、ジョコビッチに対して果敢に攻め続けた。そして、第5セットの16ゲーム、強打でプレッシャーをかけ続けたワウリンカは、4時間で激闘に終止符を打った。
最後はジョコビッチのボレーミスだった。凡ミスの数は、両者60だった。
両者は昨年の全豪オープン4回戦で対戦し、その時はワウリンカが5時間2分の大接戦の末に敗れていた。スコアは6-1,7-5,4-6, 7-6 (7-5), 10-12だった。また、昨年の全米オープン準決勝でも2-6, 7-6 (7-4), 3-6, 6-3, 6-4で敗れた。
ワウリンカは「ジョコビッチとグランドスラムで5セット戦うのは3回目で、またしてもタフな試合だった。けど、勝てて嬉しい。」と、コメント。
今回の対戦でワウリンカはジョコビッチとの対戦成績を3勝15敗とした。
「当然、昨年の全豪や全米での5セットマッチの事は思い浮かんだけど、勝つ事だけに集中しようとした。グランドスラムで2度目の準決勝で進めて、本当にハッピー。グランドスラムでジョコビッチに勝つのは本当に難しいから。」
グランドスラム初の決勝進出を狙うワウリンカは、準決勝で第9シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)と対戦する。
(コメントはWOWOWから抜粋)
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