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男子テニスツアーのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード)は31日、シングルス1回戦が行われ、第3シードのA・マレー(英国)が主催者推薦のM・S・ザイド(カタール)を6-0, 6-0のダブルベーグルで下し、怪我からの復帰戦を快勝で飾った。
シーズン最初の試合で怪我からの復帰戦でもあったマレーは、地元からのワイルドカードで出場した19歳のザイドにテニスをさせず、わずか37分で2013年9月15日以来の公式戦を白星で飾った。
第1セットでマレーはザイドにわずか7ポイントしか許さず、第2セットでも10ポイントを許しただけだった。自身のサービスゲームではブレークポイントさえ与えないどころか、相手に1ゲームも与えない完璧なプレーを披露し、秋に受けた手術からの回復が心配された腰の状態に問題がない事を証明した。
試合後、マレーは「簡単な試合だった。試合前に予想した内容ではなかったけど、ただ集中してプレーを続けた。気持ち的には彼(ザイド)に申し訳ないと感じだけど、それは試合中ではなく試合後の気持ち。」と、試合を振り返った。
「こんな試合はあまりない。シーズンに1度か2度あるかないか。」と、ファーストサーブが入った時に100パーセントの確率でポイントを獲得したマレー。
加えて、マレーは「こうしてコートに戻れた事は、とても嬉しい。恐らくコーチと少しボールを打つと思う。ちょっと風が強いし、試合ではほとんどラリーらしいラリーもなかったから。」と、あまりにも短い試合に、その日にも練習する事を自身の公式ホームページで明かした。
そしてマレーは現地で日付が変わった直後に「皆さん、明けましておめでとう。2014年がみなさんにとって良い年である事を願います。ドーハより幸運を祈ります。」と、新年の挨拶も自身のフェイスブックで綴った。
マレーは準々決勝進出をかけて、M・プルジシーズニー(ポーランド)を6-2, 3-6, 7-6 (7-5)で退けたF・マイヤー(ドイツ)と2回戦で対戦する。
この日の試合結果は以下の通り。
●I・ドディグ(クロアチア) vs. ○D・ブラウン(ジャマイカ), 4-6, 2-6
○D・ブランズ(ドイツ) vs. ●N・ダビデンコ(ロシア), 6-4, 6-4
○P・ゴジョウズック vs. ●D・テイム, 7-5, 6-0
○A・マレー(3) vs. ●M・S・ザイド, 6-0, 6-0
○D・フェレール(スペイン)(2) vs. ●A・ドルゴポロフ(ウクライナ), 6-3, 5-7, 6-3
○E・ガルビス(ラトビア)(7) vs. ●D・エヴァンス(英国), 6-2, 4-6, 6-0
●M・プルジシーズニー vs. ○F・マイヤー, 2-6, 6-3, 6-7
○P・コールシュライバー(ドイツ)(6) vs. ●P・アンドゥハル(スペイン), 7-6, 6-2
○R・ナダル(スペイン)(1) vs. ●L・ロソル(チェコ共和国), 6-2, 7-6
○R・ガスケ(フランス)(5) vs. ●K・ホッサム, 7-5, 6-1
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(STATS/tennis365.net)
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