男子テニスで世界ランク17位の
錦織圭(日本)が自身の公式ブログで、2013年の試合で思い出に残る試合を振り返り、そのうちの1つに5月に行われたムチュア・マドリッド・オープン男子3回戦の
R・フェデラー(スイス)戦をあげた。
「一昨年のバーゼル以来、2回目の対戦で、今回はクレーの戦いだったので、ハードよりはチャンスがあると思って臨みました。絶対に勝つという強い気持ちがありました。」
ムチュア・マドリッド・オープン男子で3回戦進出を決めた錦織。その3回戦で待っていたのは、グランドスラムで歴代最多17度の優勝を誇る元世界ランク1位のフェデラーだった。
2011年のスイス・インドア決勝でフェデラーに完敗を喫していた錦織は、チャレンジャーとして試合に臨んだ。
この試合、錦織はファーストサーブが入った時に69パーセントの確率でポイントを獲得。さらに4度のブレークチャンスのうち3度のブレークに成功し、1時間35分でフェデラーから勝利を収めた。その瞬間、錦織は両手を上げて喜びを表現した。
「風が強く、互いに100点満点とはいえない内容でしたが、フェデラーに勝てたことは何よりもうれしかったです。昔から好きな選手で、尊敬もすごくしているフェデラーに勝つのは、1つの夢でした。1つだけを挙げるなら、やはり今年1番の喜びですかね。」
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