世界で活躍する日本人選手の育成を目的としたヨネックスのジュニア支援プロジェクト『YONEX VAMOS・J』。
今回はVAMOS・Jの卒業生で、今年の全仏オープン・ウィンブルドンのジュニアチャンピオンのB・ベンチッチ(カナダ)をはじめとした多数の海外選手も参加し、JAPAN キャンプ史上初となる天然芝のコートで、子供たちは世界を肌で感じ大きな成長を遂げたキャンプとなった。
オンコートレッスンでベンチッチとラリーをした子供たちは「すごく早い!ボールが重い!」など、世界のショットを体験して大興奮。夜のセミナーでは、子供たちが考えた質問にベンチッチに答えてもらい、子供達は真剣な表情で話を聞いた。
ベンチッチは「自分を信じて練習に励み、コツコツ積み上げることで夢に近づける。だから、頑張ってください」と、子供たちにアドバイス。
今回のトーナメントで優秀な成績を収めた4名は、来年3月に行われるスペイン遠征に今年度の代表として臨む。ベンチッチに続き、VAMOS・Jから世界へ羽ばたく選手が誕生する事に期待がかかる。
【YONEX VAMOS・Jの意味】
VAMOS:スペイン語で「前へ、先へ」 J:Junior、JAPANの頭文字
【活動目的】
○テニス競技の普及・発展
○日本人選手の育成・強化
○トップ選手育成システムの確立
【キャンプ概略】
種目/参加人数:中学1・2年生のクラス、小学生のクラスの男女シングルス/各ブロック最大32名
地域ブロック:北海道、東北、北信越、関東、東海、近畿、中国/四国、九州 計8ブロック
活動内容:2泊3日の合宿。オンコートクリニック、セミナー、試合など
地域ブロック選手選考方法:2011年度以降のJTA 公認全国大会地域予選シングルス出場経験者の中から、プロジェクトスタッフが戦績および将来性を考慮し選考。
【コーチングスタッフ】
スーパーバイザー:小浦猛志氏(日本テニス協会常務理事)、畠中君代氏(ビッグKテニス代表取締役/校長)
ヘッドコーチ:竹内映二氏(前デビスカップ日本代表監督)
プロデューサー:中山芳徳氏(ワールドジュニア(14歳以下)日本女子代表監督)
コーチングプロスタッフ:坂本真一プロ、兼城悦子プロ、
辻野隆三(日本)プロ、長塚京子プロ、
本村剛一(日本)プロ、
岩渕聡(日本)プロ、
吉田友佳(日本)プロ、白田浩史コーチ、
五藤健介(日本)コーチ等
トレーナー:田島孝彦氏、金子和宏氏、林本悠氏
ディレクター:二本松一(ヨネックス株式会社)
アシスタントディレクター:首藤康一、
宮坂元人(日本)(ヨネックス株式会社)
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