今月3日に本選が開幕した国内テニスツアーのニッケ全日本テニス選手権(東京/有明コロシアム、ハード)は9日、女子シングルス決勝が行われ、第5シードの
穂積絵莉(日本)が第7シードの
今西美晴(日本)を6-4, 4-6, 6-4のフルセットで下し、初優勝を飾った。
穂積は、準々決勝で第1シードの
瀬間詠里花(日本)を6-1, 6-2で、準決勝では第4シードの
石津幸恵(日本)を6-3, 6-2と上位シードを相次いでストレートで下して勝ち上がり、19歳で全日本テニス選手権の頂点に立った。
最終日となる明日10日に行われる女子ダブルス決勝で穂積は
二宮真琴(日本)とのペアで、昨年覇者の
青山修子(日本)/
波形純理(日本)組と単複2冠をかけて対戦する。
また、単準優勝の今西はミックスダブルスで
田川翔太(日本)とのペアで決勝へ進出しており、昨年準優勝の
奥大賢(日本)/
宮村美紀(日本)組と対戦する。
第88回を迎えた今大会の賞金総額は2,656万円で、男女シングルスの優勝賞金は昨年から倍増となる400万円となっている。